型稽古をしていますと時々足がコマゴマと動くことがあります。
即ち足捌きがまだ出来ていない訳です。
足捌きが出来てくると一歩や半歩でビタッ！と相手の手をとり技をキメる事ができます。
最善の位置取りが出来るかどうか。
足捌きの稽古は非常に大切ですが、とても難しいことでもあります。
つまり自分の身体をまず知ること、相手の身体を知ることです。
相手の身体は体格はどうか、身長、体重、運動機能がどうかということを予測できなければ適切なビタッ！とした足捌きが出来ません。
そしてそれには自分の身体のことを理解出来ていなければ相手に適応出来ない事になります。
稽古を重ねるしかないのですが、自分の事を知るには普段から意識する事で認識できることは多くあり、自主トレで身に付くことが多いと思います。
勘違いや思い込みをしてしまうとこれが逆効果になる事に注意が必要です。
修正するために上位者とマンツーマンでの稽古をすることが大切で、手を取り合わなければ絶対に分からないものです。
手の内同様足捌きもまた非常に武術の中で大切な要素の一つ。
座り技から半立技、立技になり足捌きが入ります。
立技で適切なビタッ！とした足捌きを身につけていきましょう。